メインサイトを中古ドメイン(オールドドメイン)で構築した際のリスク


中古ドメイン(オールドドメイン)はSEOに強いのか?という事をよく質問をされます。

聞きたい要素としては

・SEOで上げたいサイト、メインサイトを中古ドメインで構築
・被リンク元として中古ドメインを利用する

のいづれかを指していると思います。

今回は上記のうち、「メインサイトを中古ドメインで構築」するリスクについて説明したいと思います。

最初に結論を言うと、中古ドメインだからという理由でメインサイトに中古ドメインを利用する事はお薦めしません。

理由は以下になります。

ペナルティーを受けている中古ドメインの可能性がある

Googleは過剰SEOを行なっているサイト(ドメイン)に対しペナルティーを課す事があります。

運悪くペナルティーを課せられている中古ドメインを使ってしまった場合、検索順位が一向に上がらないというリスクが存在します。

以前中古ドメインでサイト構築した際に1っヶ月たっても一向にインデックスされず、Googleウェブマスターツールで

「私は20xx年x月にxxx.comドメインを取得しましたが、一向にインデクスされません。以前、誰かが使っていたドメインみたいで、変な被リンクが沢山ついています。これが原因でしょうか」

という文面を送ると、1週間以内にインデックスが開始された経験がありますが、運が悪ければインデックスされないままの可能性もあります。

また、インデックスされていたとしても、スパミーな被リンクが大量に付いている場合で上位表示されにくい事例も考えられます。

商標登録問題

中古ドメインに商標登録されている文字列が入っている場合、最悪ドメインの没収が考えられます。

例えば、amazon-xxx.jpみたいなドメインを利用してしまった場合、amazon社よりドメイン使用中止と引渡しの要請を受ける可能性があります。
※ちなみにamazonの場合ルートドメインはもちろん、サブドメイン、フォルダー名に「amazon」と含む文字列を入れた場合、amazonアフィリエイトを利用する事ができません。

日本だと特に「.jp」ドメインに気をつける必要があります。

.jpの中古ドメインは元々のドメイン所持者が日本法人・団体の確率が高く、jpドメインの管理も日本語対応可能な株式会社日本レジストリサービス(JPRS)が行なっているので、問題発生しやすい傾向にあります。

ここでは事例を上げませんが、たまに直接聞く事もありますし、軽くニュースになる事もありますね。
参考:JP ドメイン名紛争処理方針のための手続規則

もちろん、jp系以外のドメインでも商標侵害している場合、レジストラを通じでドメイン使用中止要請がある場合もありますので、注意が必要です。

中古ドメインを利用しても、以前よりも上位表示されにくい

メインサイトを中古ドメインを使って構築する際の上位表示率は年々低くなっています。
数年前、中古ドメインが流行りだしたときは、PageRankが高い中古ドメインさえ利用すれば、サイトの内容がある程度適当でも上位表示可能でしたが、最近は

・リンク元とリンク先の関連性評価
・アンカーテキストのマッチ具合

の割合が大きくなってきていると感じますので、中古ドメインを利用したからと言って簡単に上位表示出来る状況ではありません。

ただし、中古ドメインになる前に運営していたサイトと中古ドメイン購入後に新規で作るサイトのテーマが一致していれば上位表示しやすい傾向にあります。

それでも、サイトブランドなどのサイテーションアルゴリズムを考慮した際に、今後は中古ドメインだからと言って上位表示する可能性が更に低くなると思いますし、先に上げた「ペナルティー」「商標登録」のリスクを考えますとお薦めできません。

メインサイトで中古ドメインを使ってダメなのか

上記理由から中古ドメインをSEO目的でメインサイトで利用する事はすすめていませんが、

・たまたま取得したドメインが中古ドメインだった場合

・利用したい文字列を探していたら中古ドメインだった場合

はどうすれば良いののかと言いますと、取得後にウェブマスターツールで再審査して経過を観察するのが良いと思います。

SEO目的ではない正当な理由で中古ドメインを使わざろう得ない場合は、僕の経験上被リンク価値がリセットで復活すると思います。

ただし、これも保証されたものでは無いので、再審査&経過を観察を進めています。

参考程度ですがThe Wayback Machineでそのドメインが過去に運営されていたかログを見る事ができます。

中古ドメイン問題に関しては今後Googleも被リンク価値リセットという正当な対応を増してくると思いますので、SEO目的ではメインサイトには利用しないようにしましょう。


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